仕事から帰ってくると居間の窓が割れていて何故かいたトメコトメ「ゴミ(史料)の処分してあげた。これで同居してもらうわ！」

流れに便乗して、プチＤＱ。
自分も同じような事をトメコトメにやられた。
うちは史料とか古書関係だったけど。

旦那と自分は学生時代からの付き合いで、互いの実家が徒歩十五分の距離にある。
自分はもう両親がいないから、自分実家に旦那と一緒に住んでた。
それまでも同居！同居！同居汁～!!とうるさかったんだけど、ある日とうとうやらかしてくれた。

仕事から帰ってくると、居間の窓が割れてる。
何事かと思って家に飛び込んだら、何故かくつろいでるトメコトメ。
で、「ゴミの処分してあげたわよ～♪これで同居(ry」とか言ってる。
見たら、史料部屋にしてた部屋の中が空っぽ。

その史料っていうのは学生時代からこつこつ集めてきたもので、中には貴重な物も沢山あった。
ブチ切れてしまったみたいで記憶があやふやなんだけど、どうやらトメコトメを殴って殴って叩き出そうとしたらしい。
そこに旦那が帰って来て、取りあえず落ち着けと言われて、少し冷静になった。

弁償とか色々してもらわないと気が済まないし、でも無くなったやつそのものじゃないと嫌だった。
だから、告訴しないかわりに、売り払った本を全部返してもらって来い。
それ以外では許さない。
きちんと「その本は嫁イビリの為に売ってしまったものなので返してください。
幾らでもお支払いしますから返してください」って説明して返してもらって来い。
勿論それにかかった費用は貴方達に持ってもらう。
そういう条件を突き付けた。

体面を気にするトメ、就職を控えているコトメ共に凄い悩んだらしい。
三日経ってもまだ動かなかったから、「遅くなればなるほど大勢に言わなきゃいけないと思うんですが？」
って電話したらすぐに動いた。
でも結局手遅れで、町中に言いにいかなきゃいけなかったらしい。
それでも何冊かは返ってこなかった。

その後、家を処分して引っ越した為トメコトメとは疎遠になった。
旦那には今でも謝られる。
でも、あの町の古書店(とそこの客)は皆顔なじみだったから、全部無事に戻ってきた事は一生の秘密だ。

＞無くなったやつそのものじゃないと嫌だった

この気持ちはわからないヤツには絶対にわからないよね。
全部無事でよかった。