円満に離婚したはずの元夫から数年ぶりのメール「僕は何かに操られるように離れることを選んでしまった」

二十歳そこそこで結婚して、別れた。
勢いで結婚してお互いまだ中身が伴わなかったから。
どっちが悪いというのは無く、円満？離婚。のはず。

で、ずっと音沙汰無かったのに◯年後にメールが来た。
(絵文字略)

「XX(私のアダ名)ちゃん
もう後悔したくないので、メールを送ります。
僕たちが離れ離れになってからずっと後悔・後悔・後悔の毎日でした。
どうしてどうして僕たちは・・・XXちゃんを選んだ見る目のある僕が、
何かに操られるように離れることを選んでしまった。

いま僕は暗闇に包まれています。
輝かしい未来が全く見えない暗闇です。
XXちゃんがくれたメールだけが闇を照らす光です。
赤ん坊のように裸で震えている僕を温かくつつむ、希望の光です。

・・・今さらですよね。
こんな事書くつもりじゃなかった。
XXちゃんに僕のこんな醜態は、やっぱり見せたくない。
僕の事なんか忘れて、このメールはゴミ箱に入れてください。」

本人から音沙汰は無かったけど同じ田舎町だし近況は分かってる。
小説家を目指して結婚生活（主に夜）をネタにした話書いたことも、
それを共通の友人に見せたことも知ってる。（友人談）
仕事辞めて収入が無くて実家にパラサイトしてることも、
借金が原因でお兄さんに身一つで追い出されそうなことも。（ご近所談）
私の実家がマンションと駐車場でそこそこ収入があることを知って、
離婚するんじゃなかったって言ってたことも。（別の友人談）
私の友人がマンガ描いてるらしいって知って、
原作売り込もうとしてることも。（また別の友人談）

今さら醜態を隠そうにも…と思ったけど、
私にも情が残ってたらしく見なかったことにして削除した。

＞赤ん坊のように裸で震えている僕

守られる対象になりきる気マンマンですね
股間に剛毛が生えてるやつが赤ん坊とかずうずうしいわｗｗ

続報。

「XXちゃん
この世界は嘘ばかりだね。
その中でただひとつだけ輝いてるXXちゃんが、今も僕の心を照らしてくれている。
僕にささやきかける妖魔たちが、XXちゃんは僕を堕落させる魔物だと告げる。
でもね。
信じていれば道は拓ける。
今、僕の新しい作品がXXちゃんと同じ輝きをもって生み出されようとしている。
僕には見えるよ。
この作品を世に出した僕の側に、XXちゃんがそっと寄り添い、
そして新しい命の輝きを宿すシーンが。

・・・今さらだけど、実は僕の今の職業は小説家なんだ。
別に隠していた訳じゃない。
ただ、作品のもつ価値と商業的消費主義の乖離に少し戸惑ってね。
また醜態を晒しちゃったな・・・出来ればこのメールは読まずに捨てて欲しいかも・・・。」

> 作品のもつ価値と商業的消費主義の乖離

失笑ｗ